自然観光地の水環境における保全と活用の両立を達成するために、環境改変の実態把握と利害関係者の意識および行動調査に基づく計画論を育てています。
研究を始めたばかりの頃は、観光影響を測定すれば保全ができると考えていました。
しかし、研究が進むほど保全と活用には多くの人々が関わり合い、様々な意見があり、人為影響が定量的に示されたところで必ずしもうまくいくわけではないことに気づきました。
保全と活用は多くの場合、二項対立的に論じられていますが、本質的にはそのような構図は発生していません。
互いが気づくか、気づかないか。譲れないもの、守りたいものをそれぞれに持つ同士で譲歩し合えるか、そうでないか。
人間を生態系を構成する一員と見なし、文理融合的な手法で新しい領域を拓こうとする、これが私の研究の最大の特徴です。
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